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ヴェリタス・パートナーズ株式会社

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さて、岡山の誇るバイオ企業の林原氏の「破綻」の本を 読んだ方も多いと思われます。

超ロングセラーになっていますが、読後感が悪すぎで、 それ故に、共感者も多いのだと思われます。

結論的には、地銀にとっては、バイオ企業の林原は、 手に余るほどの企業になっていたのだと考えています。

地銀の行動として担当者が判断つかなくなると、 弁護士に丸投げします。

実際は、弁護士を紹介しますので、 費用は企業が負担します。

弁護士が入ると破産処理すると移動資産について成功報酬が入るので、 転売（解体）、Ｍ＆Ａに向かいます。

そうなると、第三者保証の争奪戦、不平等、混乱、ＡＤＲ不成立、 そして会社更生法（破産処理）とほぼ決まったプロセスに。

オリンパスの様に社内に第三社機関をおいて中立的に 現状把握する事でソフトランディングが可能だったはずです。

林原氏の「破綻」は、弁護士の回収に対する成功報酬主義が招いた 最悪のパターンでは無いでしょうか。

大前研一のコラムでは、その担保主義の弊害に言及しています。 結局、大学ベンチャー、バイオベンチャーは育たなかったと。 ↓ http://bit.ly/15bt2vA

同様に日本では、ベンチャー企業が育たず、 不動産へ投資が顕著で、地価（担保力）が上がると、 バブル（金余り）の循環が出来る構造になっています。

何時まで経っても、事業へは金が向かって行かない。

日本は、株を上げる力が無いと藤田田氏が言っていたのは、 実は担保主義だと言えるでしょう。

そして、今、アパレル業界は、銀行に売りつけられた デリバティブ商品の被害で、倒産の危機に遭遇しています。

以上、銀行の悪口ばかりになってしましましたが、 成長戦略が実態になるには、実業へのリスク投資・融資が必須です。 担保主義、保険商品のリスク回避で、自らの研鑽を忘れています。

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